学内の小野記念講堂で開催された
多和田葉子さんと高瀬アキさんの
パフォーマンスワークショップに参加しました。
毎年開催されているワークショップですが、
午後の時間は教職免許のための授業を受けていることが多かったため
今年はじめてお話を聞くことができました。
ちょうど、前日に多和田葉子さんが
全米図書館賞・翻訳文学部門を受賞されたニュースが入った
というタイミングでわくわくする気持ちでいっぱい。
文学を研究している人として、というよりも
むしろ演劇・舞台関係の話題から
「言葉と音楽」のパフォーマンスについて知り、
現代の文学を研究されている方のお話の中で
実際のパフォーマンスのビデオを拝見したり...という形だったので
堅苦しいこと考えずに、
「場」を感じることを楽しむことのできた会であったなと思います。
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以前、同じ小野記念講堂にて
大学の大大大先輩にあたる児童文学者・小川未明の記念フォーラムで
『赤い蝋燭と人魚』のフラメンコパフォーマンス作品
(鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団)を観たことや、
高校生の頃のある演劇ワークショップの経験から
「舞踊と言葉」に興味があると自分では思っていたのですが
聴覚も、視覚も、時には触覚なんかも使った「場における言葉」、
特に「劇場という場」興味があるのかなと感じています。
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大学院文学研究科の文芸・ジャーナリズムコースにて
文芸創作をされている方々の作品に
触れることができたのもよかったです。
私は、少し変わった人かもしれないけれど
文学研究だけではなく、創作の世界にも
足を置きながらこれからも頑張っていきたいです。
(2018.11.16)
多和田葉子さん・高瀬アキさん ワークショップ「言葉と音楽」vol.9
丸山ゆうな / Yuna Maruyama
絵本・童話ストーリーを中心として活動する作家・丸山ゆうなのサイトです。 大学では日本文学を勉強しています。
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