杭州芸福堂茶業有限公司
中国の若者の間で人気のあるお茶の専門店です。ネットショッピングサイトを中心に展開しています。
小雨の降る中訪れた私たちを、あたたかいお茶でおもてなしをしてくださいました。
この会社は大学生が起業したのがはじまりだということで、中国の起業・イノベーションという点からも興味深い訪問でした。
ちょうどアリババの「独身の日(11/11)」直前だったため、社員の方々がとても忙しそうにされていたのが印象的でした。
オフィスの中は伝統的なイメージのあるお茶のお店だとは思えないほどの開放的でおしゃれな雰囲気でした。
中国では伝統的なものをそのまま維持するというより、時代に合わせて変化させながら残し、伝えていくという形が受け入れられるとのこと。
これからの世代に受け入れてもらうということを考えると、日本の伝統文化等にもある程度はその姿勢への理解が必要であると個人的には思います。
網易集団(ネットイース)
アリババ傘下にあるゲーム会社です。日本でも「荒野行動」などのゲームや「TikTok」などのアプリが人気です。今回は実際に最新のゲームアプリを体験させていただきました。
オフィスがまるで街のようになっており、アリババのオンラインショップで売られている商品を実際に手に取ってみることができるお店や、社員が無料で利用することのできる食堂などもありました。
杭州城市規画館
大運河のある杭州の街について知ることのできる博物館のような場所でした。
大きなジオラマで交通の便や発展の様を見たりしました。
また近くには市役所もあります。とてもきれいなビルが一気に建てられた(現在も建設中)とのことで中国の発展のはやさに驚かされました。
吉利集団
中国の自動車会社大手の吉利集団を訪問しました。北欧のVolvoの親会社でもあります。
これまでの自動車の歴史を知ることができるコーナーや展示会などでお披露目されている新しい車などもありました。
ホームステイ等の時にも感じましたが、中国の人たちは自家用車をよく利用する印象が強いです。車選びのこだわりに応えようとする様を知ることができたとともに、その上での環境への配慮等とをどうするのかという点に興味を持ちました。
西湖
中国文学の中でも登場する湖、西湖を遊覧船で見学しました。
大学の中国人の先輩からも「中国人にとっても観光地として有名」と聞いていた場所です。実際、比較的遅い時間であったにもかかわらず、たくさんの観光客の方が船を待っていました。
ガイドさんの話によると、西湖は水がすごくにおうほど水質がよくない場所だったけれど、これをきれいにするプロジェクトによって、とてもきれいになったのだそうです。
これまでも何度も食べていた鯉料理なども思い出されました。
(2019.11.7)
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