浙江工業大学(屏峰キャンパス)
浙江工業大学を訪問し、学生とキャッシュレス社会についての意見交換を行いました。
ここでの意見交換は、中国らしい意見交換(ディスカッションというより、現状を紹介して質問しあうという感じ)で、通訳の方のお手伝いのもと進めました。
個人的には、中国の学生たちは現金を利用するのも一つの方法であって、いま現金を使っている人たちにもキャッシュレスに対応してほしいということまでは思っていないということ、
また日本と中国とでは経済発展のスピードや流れが違うのだから、日本で中国のようなアプリ決済ではなくクレジットカード決済の方が一般的だというような違いが生まれるのは当たり前だと考えていることなど、大らかな意見を持っていたのが印象的でした。
浙江工業大学には日本語学科もあり、お手伝いをしてくれた学生たちとも交流できてよかったです。
京杭大運河博物館・拱宸橋(橋西歴史街区)
10日目の訪問では杭州の都市計画について知る機会がありましたが、ここでは北京と杭州をつなぐ大運河の歴史や文化を知ることが出来る博物館の見学をしました。
大運河が現在も交通・運輸面で活躍しているというのがすごいことだと思います。
手工芸活態館
中国の伝統的な手工芸品を紹介する博物館を訪れました。ここでは、伝統工芸体験として、篆刻を体験しました。
みんなで同じ運河の「運」の字を彫ったのですが、四角い石にどのように彫るかは団員によってさまざま。先生の手際の良さにも感動しました。
送別夕食会
夜には杭州の全青連の方による、送別夕食会がありました。ここでは、中国では最後となる日本文化紹介を行いました。
中国派遣中の集大成でもあるということで、団員の東京五輪音頭にも力が入ります。
全青連の方や団長・副団長たちも一緒に歌を歌ったり、手を振って盛り上げてくださったりして、会場全体がひとつになった夕食会でした。
(2019.12.8)
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